富谷研出身の学生の多くはシステムエンジニアとして、様々な業界で活躍しています。 システムエンジニアという職業は、プログラミングはもちろん、システムの設計や運用にいたるまで、 コンピュータに関わる幅広いフィールドで仕事をこなします。 富谷研では学生全員がコンピュータを使って卒業研究を行いますので、学生としての経験を生かしやすい職業なのです。 もちろん、他の技術職や営業などの職種に就職している学生もいっぱいいます。
大学院へ進学する学生も例年数名います。 過去に進学を選択した学生は、他大学への進学ではなくそのまま成蹊大学の大学院へ進学し、富谷研での研究を続けています。 大学院生には学部生よりも、さらに研究に打ち込みやすい環境を用意出来るので、 やる気のある学生は、国内はもちろん海外で開催される学会やシンポジウムに参加することも可能です。 中には2つ以上のテーマを持つ院生もいます。
大学院生の研究テーマ例 | |
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・ナノ構造における電子輸送特性 | ・磁場中におけるナノ構造の電子状態 |
・CNTの電子輸送特性における置換型不純物の影響 | |
・電磁場中における二次元量子リングの電気伝導特性 | |
・カオスビリヤードにおける動的スカーの出現と量子フィデリティ | |
・正規化指数の導入による衛星画像における動的輪郭モデルの開発 | |
・波動方程式を用いたスピーカ内の音響シミュレーション |