成蹊大学理工学部物質生命理工学科
Department of Material and Life Science, Seikei University
Prof. Ian Gilomre 特別ゼミ 2017年5月 |
英国物理学研究所で多くの研究者を率いて活躍するGilmore先生は、もともと表面科学分野の物理学者でしたが、現在は、医療や生命科学分野に質量イメージング手法を応用して、生体組織および細胞レベルでの生体分子や薬剤の挙動を明らかにしています。 数10nmの細かさで元素や分子の分布を明らかにできる手法(二次イオン質量分析:SIMS)から、高感度に生体組織における分子分布を明らかにできる手法(飛行時間型二次イオン質量分析:TOF-SIMS)および最新のSIMS装置(3D Orbi SIMS)の紹介までありました。 今回の講演では、Gilmore先生による英語講義から、最新の研究成果と今後の研究の発展につながるヒントをたくさん学びました。 |