第１５回配位化合物の光化学討論会プログラム

会期 ８月１０日（土）〜８月１２日（月）
会場 成蹊学園箱根寮（神奈川県足柄下郡箱根町元箱根蛭川１３４−３）
討論主題 金属を含む化合物の光化学・光物理の基礎と応用
発表形式 口頭（発表20分・討論5分）・特別講演（45分）
ポスター（前半1時間・後半1時間）
　

第一日目　（8月10日）　―１４時２０分から―

A−０１ １４：２０　〜　１４：４５
　 レニウムビピリジン多核錯体の光化学的合成とその光特性
　 （東工大院理工・産業技術総合研究所・ＣＲＥＳＴ・ＪＳＴ）　○金井桂子・小池和英・石谷　治

A−０2 １４：４５　〜　１５：１０
　 ルテニウム錯体架橋配位子を用いた白金二核錯体の合成と光水素発生触媒機能
　 （東理大理）　○高橋　達・酒井　健

A−０３ １５：１０　〜　１５：３５
　 配位状態にあるアルケンの高効率三重項増感異性化
　 （日大文理）　高木　弦・井上由治・秋岡孝典・石山康史・柳川昭久・○杉森　彰


休憩　（１５：３５ 〜 １５：４５）

A−０4 １５：４５　〜　１６：１０
　 5,5'‐位にアミド基を有する新規なルテニウムトリスビピリジン錯体：光物性・構造とアニオン結合能
　（北里大理）　○石田　斉・客野真人・藤井美菜・大石茂郎

A−０5 １６：１０　〜　１６：３５
　 太陽電池用増感剤としてのルテニウム（II）錯体の設計
　（産総研光反応制御研究センター） 　○杉原秀樹・イスラムアシュラフル・柳田真利・山口岳志・荒川裕則
　

休憩・食事　（１６：３５ 〜 ２０：００）


―２０時００分から―

特別講演 ２０：００　〜　２０：４５
　 新規イリジウム錯体を用いた高効率リン光発光材料
　 （キヤノン（株）OLプロジェクト）　坪山　明

A−０６ ２０：４５　〜　２１：１０
　 有機ＥＬ材料としてのAl-ヒドロキシキノリン錯体のフォトルミネッセンス特性
　 （阪大太陽エネ研セ）　大佐々崇宏・木村　昭・○松村道雄

A−０７ ２１：１０　〜　２１：３５
　 二座配位子BINAPOを有するEu(III)錯体の特異的発光
　 （阪大院工）　○長谷川靖哉・冨田泰治・和田雄二・柳田祥三
　

第二日目　（8月１１日）　―９時００分から―

特別講演 ９：００　〜　９：４５
　 ポルフィリン超分子組織体の構築と機能　−人工光合成と分子エレクトロニクスへの展望−　
　（奈良先端技術大学院大学・物質創成科学研究科）　小夫家　芳明

A−０８ ９：４５　〜　１０：１０
　 配位結合によるフェロセン−亜鉛ポルフィリン超分子錯体の生成と光励起状態のスピン多重度制御
　（阪大院工・CREST・京大院工・PRESTO・東北大多元研） 　○柏木行康・今堀　博・荒木保幸・伊藤　攻・福住俊一

A−０９ １０：１０　〜　１０：３５
　 低対称フタロシアニン誘導体の励起状態
　 （東北大院理）　〇石井和之・三輪英也・小林長夫

A−１０ １０：３５　〜　１１：００
　 ニッケルポルフィリンのレーザーフォトリシス；Axial位脂肪族アミンの解離および結合反応についての動力学的研究
　 （東工大院総合理工）　○鈴木裕行・星野幹雄・宮崎芳雄
　

ポスター発表 奇数番号　１１：００　〜　１２：００
（偶数番号　１６：４０　〜　１７：４０）

Ｐ−０１ ロジウムポルフィリン錯体を用いた光多電子還元触媒反応
　 （東工大院理工）　石谷　治・○梁田風人・大嶋直哉

Ｐ−０２ 配位子間相互作用を利用した光触媒CO2還元における置換基効果
　 （東工大院理工）　○菅原篤史・椿　英明・石谷　治

Ｐ−０３ 配位子間相互作用を利用した二酸化炭素還元光触媒反応の制御
　 （東工大院理工・ＣＲＥＳＴ・ＪＳＴ）　○椿　英明・菅原篤史・石谷　治

Ｐ−０４ 長鎖アルキル基を有するβジケトナートが配位した、太陽電池用増感色素としてのルテニウム(II)錯体の合成と性能
　（産業技術総合研究所）　○山口岳志・Islam Ashraful・杉原秀樹・荒川裕則

Ｐ−０５ SDS水溶液プレミセル領域におけるRu(II)錯陽イオンのOs(II)・Fe(II)錯陽イオンによる消光反応
　（女子栄養大）　○立屋敷 哲・木幡浩昌

Ｐ−０６ 光水素発生デバイスを目指した新規白金ルテニウム多核錯体の合成と性質
　 （東理大院理・中大理工）　○小澤弘宜・芳賀正明・酒井　健

Ｐ−０７ Langmuir-Blodget法を用いたチタニア及びナイオベートナノシートとカチオン性両親媒性Ru錯体との複合膜作製とその光機能
　（中大理工）　○村松　大・芳賀正明

Ｐ−０８ 発光性イリジウム錯体のITO基板上への積層化
　 （中大理工）　神田大三・○森嶋孝太・芳賀正明

Ｐ−０９ Arレーザー励起による光学活性Tb3+ODA結晶および関連錯体のCPLスペクトル
　 （成蹊大工）　○岩村宗高・Doris Rau・森田　眞

Ｐ−１０ 水溶液中における[Ru(bpy)3]2+の[Cr(CN)6]3-による消光反応の圧力効果と共存イオン効果
　 （東工大院理工）　○岩村宗高・大塚拓洋・海津洋行

Ｐ−１１ 混合配位子錯体[Ru(phen)3-n(4,4'-dmbpy)n]2+(n=0,1,2,3)から[Cr(CN)6]3-,　[Cr(ox)3]3-および[Cr(mal)3]3-による消光反応
　（東工大院理工）　○赤星　猛・岩村宗高・大塚拓洋・海津洋行

Ｐ−１２ フェニルエチニル骨格で橋架けした白金族錯体の構築と性質
　 （産業技術総合研究所）　○川西祐司・谷田部哲夫・園田与理子・鈴木靖三

Ｐ−１３ 半経験的分子軌道法によるビス（2,2'-ビピリジン）白金（II）塩の構造最適化計算
　 （計算化学工房・奈良女子大院人間文化）　○鈴木　哲・加藤昌子

Ｐ−１４ 拡張π共役系配位子・3,3'-ビイソキノリンを含む新規発光性白金(II)複核錯体の合成および発光特性
　（奈良女子大院人間文化）　○岡本知子・加藤昌子

Ｐ−１５ 三脚状ホスフィンを含むパラジウム（0）、白金（0）錯体の光化学
　 （成蹊大工）　○徳永勇紀・阿相　径・佃　俊明・坪村太郎

Ｐ−１６ アゾベンゼン共役テルピリジンを配位子とした白金錯体の異性化及び発光挙動
　 （東大院理・九大院工）　○豊　智奈・森　一郎・栗原正人・河合　壯・入江正浩・西原　寛

Ｐ−１７ フェロセニルアゾベンゼン類の光照射・酸化還元・プロトン化を連動した構造変換
　 （東大院理・山形大理）　○広岡　明・並木康佑・村田昌樹・栗原正人・西原　寛

Ｐ−１８ Re(bpy)(CO)3Clの新規光配位子交換反応
　 （東工大院理工）　○佐藤俊介・石谷　治

Ｐ−１９ 様々な二座リン配位子によって架橋されたレニウム(I)ビピリジン二錯体の性質
　 （東工大院理工・産総研＊）　○保坂大祐・金井桂子・小池和英＊・石谷治

Ｐ−２０ エチニルフェナントロリンで架橋した新規Re(I)‐Au(I)複合錯体の合成と光物性
　 （名工大院都市循環システム・名工大システムマネジメント工）　 ○山本洋平・塩塚理仁・尾中　証

Ｐ−２１ 4,4'-ビピリジンを架橋配位子とするRe(I)-Ru(II)-Re(I)三核錯体の合成とその光物理的特性
　（弘前大理工）　南　俊介・○喜多昭一

Ｐ−２２ N-メチルイミノ二酢酸を含むCo(III)錯体の固体・液体状態における光反応
　 （高知大理）　○黒田慎介・阿万智治・米村俊昭・川口　浩

Ｐ−２３ ハロゲン架橋銅(I)二核錯体の発光に及ぼすＮヘテロ芳香環配位子の影響
　 （北大院理）　○荒木宏美・柘植清志・佐々木陽一・石坂昌司・喜多村昇

Ｐ−２４ ジイミン、ジホスフィン混合配位銅（Ｉ）錯体のルミネッセンス
　 （成蹊大工）　○新井貴志・齊藤　健・佃　俊明・坪村太郎

Ｐ−２５ 分子間相互作用を用いた鉄(II)錯体の光物性
　 （九大院理・KAST・分子研）　○川原貴佳・速水真也・佐藤　治・井上克也・前田米藏

Ｐ−２６ 親水性基の導入による亜鉛クロリン分子集合体の超分子構造の制御
　 （龍谷大理工・立命館大理工）　○宮武智弘・加藤周作・民秋　均・藤原　学・松下隆之

Ｐ−２７ 環状クロロフィル二量体への金属錯化とその物性
　 （立命館大理工）　民秋　均・○小坂宣夫


食事・休憩　（１２：００ 〜 １５：００）

―１５時００分から―

A−１１ １５：００　〜　１５：２５
　Cu(II)錯体の光誘起構造変化
　（神奈川科学技術アカデミー）　○佐藤　治・高橋一志・中島里恵・顧　忠沢

A−１２ １５：２５　〜　１５：５０
　 高分子膜中におけるスピンクロスオーバ鉄(II)錯体の発光スペクトル
　（青山学院大理工・ウイーン工大・お茶の水大）　○長谷川美貴・原　健・Wolfgang Linert・福田　豊・星　敏彦

A−１３ １５：５０　〜　１６：１５
　鉄(III)LIESST化合物の緩和現象
　 （九大院理・KAST・分子研）　○速水真也・佐藤　治・井上克也・前田米蔵

A−１４ １６：１５　〜　１６：４０
　 擬一次元鎖複核白金混合原子価錯体における光・圧力・温度相転移
（都立大院理・東大院新領域）　 ○山下正廣・滝沢孝一・宮坂　等・杉浦健一・松崎弘幸・岸田英夫・岡本　博


ポスター発表 偶数番号　１６：４０　〜　１７：４０


休憩　（１７：４０〜１８：４０）

懇親会　（１８：４０〜）

　

第三日目　（8月１２日）　―９時００分から―

A−１５ ９：００　〜　９：２５
　 半経験的分子軌道法によるヘム酵素活性部位のモデル計算
（計算化学工房・千葉大名誉・光ケミカル研究所）　 ○鈴木　哲・細谷東一郎・竹村　健

A−１６ ９：２５　〜　９：５０
　 密度汎関数理論によるリン光スペクトルの予測
　 （阪大院理）　○野崎浩一・大野　健

A−１７ ９：５０　〜　１０：１５
　Dual emission of [Pt(0)(binap)2] [binap = 2,2'-bis(diphenylphosphino)-1,1'-binaphthyl]
　 （阪大院理・成蹊大工）　○シデイキ ザイヌル・野崎浩一・大野　健・坪村太郎

A−１８ １０：１５　〜　１０：４０
　 ビスチオシアナト(ビピリジン)白金錯体の3種の結合異性体が示す熱異性化と光異性化
　（奈良女大院人間文化）　○岸　忍・加藤昌子

休憩　（１０：４０〜１０：５５）

A−１９ １０：５５　〜　１１：２０
　 光励起高スピン状態の寿命とその制御
　 （東北大多元研・九大院薬＊）　〇山内清語・片野恵太・岩崎洋平・古賀　登＊

A−２０ １１：２０　〜　１１：４５
　 フラーレンを包接したデンドリティックポルフィリンの時間分解ESRの研究
　 （東北大院理・信大繊維＊）　〇星野俊一・石井和之・小林長夫・木村　睦＊・白井汪芳＊

A−２１ １１：４５　〜　１２：１０
　 銅(II)−フリーベースポルフィリンダイマーにおけるd-p long-range相互作用：項間交差速度の架橋子およびHOMO依存性
　 （東工大院理工）　〇浅野素子・岡村一馬・陣門亮浩・海津洋行


昼食　（１２：１０〜１３：１０）

13:10　閉会

※　講演会場に食堂を利用する関係上、若干変則的なスケジュールとなっております。
どうぞご了解いただきたく存じ上げます。