IV、回路網

複雑な回路ネットワークの動作を解析する方法

1,キルヒホッフの法則・鳳テブナン

  一つのループからなる回路であれば、インピーダンス計算は、直列・並列の組み合わせでできる。電流値を求めることも難しくない。しかし、複数個のループか らなる回路では、個々インピーダンスが分かっても電流値を求めることは難しい。そんなとき、キルヒホッフの法則が役に立つ。
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2,伝達関数、回路方程式

 一般に電気回路の動作を記述する方程式を回路方程式と呼ぶ。インピーダンスを用いてキルヒホッフの法則を式に記述すると、その回路の電圧・電リュを決定 する回路方程式が立てられる。これを解くことで、任意の位置の電圧・電流を求めることができる。また、回路を入出力の電圧・電流で記述する方法に伝達関数 がある。伝達関数は入力から出力を求めるための関数で、回路のみならず様々な物理系の記述にも使うことができる。
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